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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、タジキスタン共和国におけるスモールビジネス、給水施設の運営能力強化、上水道改善を支援するため、1件の無償資金協力と2件の技術協力プロジェクトを実施することを発表した。
1件目の技術協力プロジェクト『スモールビジネス・インキュベーション・プロジェクト』は、同国の国家機関ビジネス・インキュベータが実施するスモールビジネス振興のためのサービス拡充と既存サービスとの連携促進を通じ、スモールビジネス振興のためのインキュベーションサービスの強化・拡大を図り、もって起業活動の活性化に寄与するものとなる。
2件目の技術協力プロジェクト『従量制課金制度導入を通じた給水運営能力強化プロジェクト』は、給水施設の運転・維持管理にかかる能力向上やマニュアル等の改善、料金徴収システムの効果検証、従量料金制モデルの全国展開ガイドラインの策定、モデル普及を担う研修講師の育成を行なうことにより、同モデルを全国展開するための基盤構築を図り、もってモデルの全国展開に寄与するものとなる。
無償資金協力『ハトロン州ジョミ県における上水道改善計画』は、タジキスタン南西部に位置するハトロン州ジョミ県において、給水施設の建設、水道メータ設置による従量料金制の導入を行うことにより、安全かつ安定的な給水サービスの確立を図り、もって住民の生活環境や衛生の向上に資するもの。