三重県は外国につながる子の母語継承を支援、赤い羽根共同募金を活用

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三重県は、外国につながる子どもたちが母語と日本語の両方を大切にしながら成長できるよう、多言語読み聞かせを行うサポーターの育成を行うことが明らかになった。

三重県国際交流財団(MIEF)では、外国につながる子どもたちが、母語と日本語の両方を大切にしながら成長できるよう、多言語読み聞かせ活動を続けている。また、三重県内の外国人住民は6万人を超え、外国につながる子どもたちも増加しているとしている。

そのため、今回は、県内で初めて行う研修として、多言語読み聞かせ活動を行うサポーター育成研修を実施することとなり、この研修への参加者の募集を開始した。研修の中では、ブラジル人学校・EAS鈴鹿校に協力してもらい、実際に外国につながる子どもたちと一緒に、多言語読み聞かせ活動の実践も行う。

対象となるのは、「県内における多言語読み聞かせ活動に関心を持つ方」と「原則として、全5回の研修に参加できる方」の両方を満たす者となる。日本語でできる活動も多くあるとして、外国語能力は必要ないとしている。講師を務めるのは、高茶屋日本語教室「がんばる会」代表 / MIEFパートナー、おむすびころりん愛知 / 絵本専門士となる。

なお、この研修は赤い羽根共同募金会の配分金を活用して実施されるものとなる。

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