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海上自衛隊の海上幕僚監部は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化すべく、スリランカ海軍と日スリランカ親善訓練を6月22日に実施したことを発表した。
今回の訓練の目的は、「海上自衛隊の戦術技量の向上」「スリランカ海軍との友好親善及び相互理解の増進」となる。訓練海空域は、コロンボ沖となる。参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」、スリランカ海軍の哨戒艦「ガジャバフ」となる。訓練項目は、戦術運動、通信訓練、PHOTOEXとなる。
なお、護衛艦「さみだれ」は、スリランカ民主社会主義共和国のコロンボに6月20日から22日に寄港している。寄港中、同艦長の2等海佐は、スリランカ西部海軍司令官を表敬訪問するとともに、スリランカ海軍将兵に対する「さみだれ」研修などの交流行事を行い、同国との友好関係の深化を図った。
護衛艦「さみだれ」艦長は、「スリランカ海軍との親善訓練の機会を設けることができて、とても光栄に思います。本艦は、この親善訓練を通じて、同海軍との友好親善及び相互理解の増進を図りました。引き続き、与えられた任務を誠実に遂行して、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に寄与してまいります」との旨を述べている。