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都知事選が迫っている小池百合子知事の東京都は、電通のグループ企業に委託している、2年間で総事業費が約48億円となる都庁舎プロジェクションマッピング「TOKYO Night&Light」において、新たな作品「Synergy」の上映を6月24日に開始することを発表した。
東京都では、夜間の観光振興の活性化に向けて、東京の夜を彩る新たな観光資源を作るため、代表的なランドマークである都庁第一本庁舎をキャンバスに光と音で多彩なアートを表現するプロジェクションマッピングを通年で上映している。
今回は、新たな作品「Synergy(シナジー)」の上映が開始されることとなった。「Synergy」の作品コンセプトは、【人間と自然の関係をテーマに、人間の営みが自然と複雑に交錯しながらも調和を図ることにより、共生可能な明るい未来がもたらされることを描く作品】としている。みどころは、【流体シミュレーションを活用したCG映像と、建物の構造を活かした繊細ながらも大胆な演出により、自然の生命力や力強さを表現します。建物に生命が宿っているかのような躍動感のある映像をお楽しみください】としている。
なお、東京都は、談合事件で入札禁止中の電通とは直接契約が結べないが、電通の子会社の株式会社電通ライブを対象とすることで、都庁舎プロジェクションマッピングの契約を行うことに成功している。