このページの所要時間: 約 1分8秒
第9回日中韓サミットが5月26日に開催されるが、中国政府は韓国・日本との間で経済統合を推進させていく方針であることが明らかになった。
5月24日に首相官邸で実施された定例記者会見の際に、林官房長官から「岸田総理大臣は、5月26日から27日まで、第9回日中韓サミットに出席するため、韓国ソウルを訪問いたします。同サミットにおきましては、日中韓協力25周年となる本年、地域の平和と繁栄に大きな責任を共有する日中韓の3首脳が、約4年半ぶりに一堂に会し、3か国協力の方向性や具体的な協力の在り方、地域や国際社会の諸課題等について議論する予定であります」との旨を述べた。
中国外務省の報道官は、「中国、日本、韓国は隣国であり、アジアと世界の主要経済国です。私たちは首脳会談を中心に、閣僚会議、高級事務レベル会合などに支えられた中日韓協力の枠組みを構築してきました。李強総理は日本、韓国の首脳とともに、来たる3か国首脳会談、中日韓ビジネスサミットなどの重要行事に出席し、中日韓協力について意見交換を行う予定です。中国は日本、韓国とともに、次の10年に向けた3か国協力ビジョンなどの重要な共通認識を実行し、経済貿易、科学技術、文化協力を深め、東アジアの地域経済統合を推進し、地域と世界の平和、安定、繁栄を促進していきたいです」との旨を述べた。