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愛知県の大村知事は、中国の浙江大学の中国共産党委員会書記と面談していたが、この浙江大学と愛知県の学生との交流を実施するため、この交流事業をデロイトトーマツベンチャーサポート株式会社に委託したことが明らかになった。
愛知県では、北京市の清華大学の傘下組織であるTusホールディングス、上海市の上海交通大学及び杭州市の浙江大学と連携し、県内スタートアップの中国展開支援等、日中間でのイノベーション創出を推進する取り組みを2020年度から実施している。
今回は、浙江大学と連携し、県内大学と浙江大学の学生交流を通じて、次世代の起業家を養成する学生交流・創業支援プログラムを実施することとなった。そのため、県内大学の学生などの募集を開始した。
今回実施されるプログラムの概要は、『アントレプレナー教育セミナー(1日間)』『アイデアソン(3日間)』『中国でのピッチイベントツアー(4日間程度)』となる。
なお、この事業は、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社が、県から委託を受けて実施している。
なお、大村知事は、2023年10月27日に、浙江省杭州市内の浙江大学を訪問し、任少波(にんしょうぽ)浙江大学党委員会書記(理事長)と面談し、意見交換を行っている。任氏からは、「浙江大学と愛知県は、目指している未来像が似ている。この御縁を大切に今後も連携を深めていきたい」と述べられていた。