JICAはサモアの保健医療人材の育成支援、24億円の無償資金協力

スポンサーリンク




画像提供:JICA
このページの所要時間: 056

日本の独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、サモア独立国における保健医療人材の育成強化に貢献するため、24億100万円の無償資金協力を実施することを発表した。

JICAの見解によると、サモア独立国は、大洋州に属するウポル島とサバイイ島の主要2島及びその他7つの小島からなる島嶼国であり、保健セクターは、医療従事者不足、施設の老朽化、予算不足等の問題を常に抱えており、特に保健医療人材の育成に対するニーズが大きいとしている。

そのため、JICAは、サモア独立国との間で「サモア国立大学保健科学学部施設整備計画」を対象として24億100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結した。この支援の実施予定期間は、45ヵ月(詳細設計・入札期間含む)となる。対象地域・施設は、サモア国立大学 保健科学学部 教育実習棟となる。この事業では、アピアに位置するサモア国立大学の保健科学学部において、医師及び看護師の養成プログラムを実施する教育実習棟の建設と関連資機材の整備を行うことで、保健医療分野における教育の質の向上を図るものとなる。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース