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経済産業省は、日ASEANにおけるアジアDX促進事業第4回公募2次採択の採択結果を発表した。
経済産業省の見解によると、ASEAN各国は経済発展に伴い、医療の不足、少子高齢化、農業の生産性向上など様々な社会課題に直面しており、こうした社会課題に対して、デジタル技術を活用して解決するビジネスが生まれ始めているとしている。
そのため、「アジアDX(デジタルトランスフォーメーション)促進事業」を実施しており、今回は第4回公募2次採択の採択結果が発表された。
採択されたのは、医療・介護、交通・モビリティなどの幅広い分野から14件となる。
交通・モビリティ分野では、インドネシア「カーボンクレジット創出による公共交通指向型開発(TOD)の促進」、ブルネイ「ブルネイにおける公共交通事業連携強化と統合マップの導入における実証事業」、タイ「タイの交通事故削減と安全増進を目的とした、危険運転可視化AIソリューションの実証事業」となる。
医療・介護分野では、タイ「タイにおける画像診断AIを活用したモバイル結核検診の実現に関する実証事業」、カンボジア「カンボジアの蚊媒介感染症に対する、ドローンとAIによるボウフラ繁殖水域デジタル監視システム構築実証事業」、シンガポール「シンガポールにおける睡眠健康度測定サービスの促進事業」となる。