ASEANと観光対話、自然・文化・伝統の観光活用促進は重要等

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画像提供:観光庁
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日本の観光庁は、「日ASEAN観光大臣特別対話」を10月27日から29日にかけて東京で開催した。

今回の対話の議題は、『日ASEAN で歩むこれからの50年~持続可能な観光への道を共にデザインする~』となる。参加した国・オブザーバー・国際機関は、日本からは斉藤鉄夫国土交通大臣、ラオスのスワンサワン・ヴィニャケート情報文化観光大臣、ブルネイのトゥティアティ・アブドゥル・ワハブ 一次資源・観光省次官などとなる。オブザーバーとして、東ティモールのフランシスコ・ライ副首相兼観光・環境大臣も参加した。

今回の対話では、観光振興により社会・経済・環境の好循環を生み出し地域の持続可能性を高める「持続可能な観光」の実現や、世界各国の国際相互理解を増進し国際社会の平和と繁栄に貢献する「相互交流」が日ASEAN両地域の課題である中、両地域における課題解決の取組を共有し、ともに取り組む方向性について議論を実施した。その結果、議論を踏まえ、「日ASEAN観光大臣特別対話共同声明」を発出した。

共同声明では、『自然・文化・伝統などの地域資源について、保護・保全と継承と持続可能な形での観光への活用の双方を促進する観光コンテンツの開発の重要性を再確認すること』『日本とASEANの本質を深く体験できる観光コンテンツの開発と、旅行者が安全に楽しめる環境整備を奨励すること』などに合意している。

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