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千葉県の外国人留学生は前年よりも1,560人増加した11,064人となり、中国・ベトナムなどの者が多く、母国に帰国した者は15%程度となったことが明らかになった。
千葉県では、国際化施策の基礎資料とするため、令和5年5月1日時点の千葉県内の学校に在籍する外国人留学生数を調査した。
調査基準日は、令和5年5月1日となる。調査対象学校は、173校(千葉県内にキャンパスを有する大学、短期大学、高等専門学校、専修学校、日本語教育機関)となる。回答学校数は、170校(回答率:98.3%)となる。調査対象者は、調査対象学校において教育を受ける外国人留学生で、「出入国管理及び難民認定法」別表第一に定める「留学」の在留資格により在留する者となる。
調査結果は、県内留学生数の総数は、11,064人で、前年比1,560人、16.4%の増加となった。内訳は、大学院1,721人、大学3,748人、短期大学92人、高等専門学校9人、専修学校2,265人、日本語教育機関3,229人となった。特に日本語教育機関では、1,842人増と、2倍以上の大幅な増加となっている。
国別内訳は、中国4,270人、ベトナム2,799人、ネパール915人、韓国535人、スリランカ453人、ミャンマー194人、ウズベキスタン188人などとなる。
なお、令和4年度卒業生の進路状況は、千葉県内で就職12.8%、国内(県外及び場所不明)で就職32.8%、国内で進学(同一学校内進学(大学→大学院等)を含む)22.5%、国内その他(就職活動中を含む)13.9%、母国で就職5.6%、母国で進学0.5%、母国(進路未定・不明等)9.3%などとなった。母国に帰国した者は、15%程度となっている。