岸田総理はGXに150兆投資を明言、韓国とも連携へ

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画像提供:首相官邸
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岸田総理は、6月27日に開催された第6回GX(グリーン・トランスフォーメーション)実行会議に参加した。

GX実行会議は、議長は内閣総理大臣、副議長はGX実行推進担当大臣兼経済産業大臣、内閣官房長官、構成員は外務大臣、財務大臣、環境大臣などの有識者により構成されている。この会議は、産業革命以来の化石燃料中心の経済・社会、産業構造をクリーンエネルギー中心に移行させ、経済社会システム全体の変革、すなわち、GXを実行するために必要な施策を検討することを目的としている。

岸田総理は、27日に実施された議論を踏まえ「グリーン・トランスフォーメーションについて、成長志向型カーボンプライシング構想の具体化により、10年間総額150兆円の官民投資を行うとの目標を掲げ、そのための基本方針を集中的に議論し、GX推進法とGX電源法の二法案の成立に至りました。本会議の委員の皆様方の御協力に心から感謝申し上げます。今後、この会議には、第1に、急展開しつつある各国のGXの動きに照らした、我が国の基本方針の不断の見直し、第2に、基本方針の具体化のための政策内容やその実現スピードについての評価、点検など、引き続き大所高所からの率直な議論を期待しております」との旨を述べた。

その後に、「また、国家レベルでいち早く排出権取引制度を導入した韓国と、GXについての知見共有の場も立ち上げるべく、取り組んでまいります」との旨も述べている。

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