愛国的なカナダ人ならAIIB退任が当然、AIIBは中国共産党に支配されていると

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カナダ政府は、中国政府が主導して設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)のグローバル広報ディレクターであるカナダ人のピカード(Bob Pickard)氏がAIIBを批判したのちに辞任したことなどをうけて、カナダ政府はAIIBとの関係を凍結する方針であることを発表した。

ピカード(Bob Pickard)氏は、6月14日に自身のツイッターに「AIIBのグローバル広報ディレクターとして辞任を申し出ました。愛国的なカナダ人として、これが私の唯一のコースでした。この銀行は共産党員によって支配されており、また、考えられる限り最も有害な文化の1つを持っています。私は、我が国の利益がAIIB加盟国によって満たされるとは信じていません」との旨を投稿した。

AIIB側は、14日に「2022年3月からグローバル広報ディレクターを務めてきたボブ・ピカード氏の辞任を受理しました。この間、AIIBは同氏を支援し、その役割を果たす権限を与えてきました。ピカード氏の最近のパブリックコメントと世銀の特徴付けは根拠がなく、残念なものです。私たちは多国間の使命を誇りに思っており、AIIBには65の異なる国籍とメンバーを代表する多様な国際チームがおり、世界中の106のメンバーにサービスを提供しており、その多くは2016年の設立以来私たちに加わっています」との旨の発表を実施した。

カナダのフリーランド財務相は、これらの騒動を踏まえて、既にカナダはAIIBに参加しているが今後はすべての活動への参加を直ちに中断すると表明し、AIIBが中国共産党に支配されているかの確認などを実施し、その結果によっては、カナダはAIIBから脱退する可能性があると示唆した。

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