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野村農林水産大臣は、農研機構(農業生物資源研究所)で実施されている遺伝子組み換え技術で作成されているスギ花粉米の研究を、臨床研究が少ないために臨床研究などを拡大する方針であることを明らかにした。
5月30日に実施された野村農林水産大臣記者会見の際に、大臣は冒頭に「『花粉症に関する関係閣僚会議』が今日開催され、花粉症(対策)の全体像が決定されました。これには各省庁、農林水産省は発生源対策として当然ですが、厚生労働省、環境省などが絡むわけです」との旨の説明を実施した。
その後に、3本柱の一つである『発生源対策』に関しては「スギ人工林の伐採と利用を加速させるという考え方により、花粉症の発生源のスギの人工林を減少させようということです。数字的には10年後には、現行のスギ人工林を約10年間で2割減少させることを目指して取組を集中的に推進します。(目標として)計数的なものも(計画に)入れるということです」との旨の説明を実施した。
その後に、『発症・曝露対策』としては「花粉症の症状緩和を目指して、農研機構でスギ花粉米について、医薬品としての実用化に向けた、更なる臨床研究等を実施してまいります。我が省としては、今申し上げたスギ花粉米(の研究)を農研機構でやっていますが、まだ臨床(研究)が少ないということですので、臨床研究等を拡大するということです」との旨を述べた。
日本政府は、岸田総理が花粉症に関する関係閣僚会議を開催することを表明したことにともない、花粉症対策を省庁連携で進めている。なお、遺伝子組み換え技術で作成されているスギ花粉米は、一部の者からは、人への効果・安全性や、作物として栽培する際に他の稲などに影響を及ぼす可能性があるのではないかと懸念の声があがっている。
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