農水相は韓国に日本産食品の輸入規制の解除要請、ALPS処理水に関連し

スポンサーリンク




このページの所要時間: 124

野村農林水産大臣は、ALPS処理水の海洋放出に係る韓国の視察団の受け入れに関して、韓国は現状でも日本産食品の輸入規制をしているため、訪問する視察団に対して輸入制限の解除を要請する意向であることを明らかにした。

23日に実施された農林水産大臣記者会見の際に、記者から「韓国から福島第1原発事故の処理水の(海洋放出に関する)、視察団が来ることになっていると思うのですが、それについて、実際に直接見るということで、これに対する輸出への影響の期待や懸念があれば、お願いします」との旨の質問が行われた。

この質問に対して、野村大臣は「韓国の場合は、現在でも(日本産食品の)輸入規制をしています。今回はALPS処理水の海洋放出に関連する各種設備の視察や、日本側からの説明が行われる予定であると聞いていますが、今も韓国では、産地証明を出さないと輸入を許可しないとか、あるいは福島県等の8県(産)の水産物、過去に日本で出荷制限措置がとられた品目、これは一部の県のほうれん草とか、キノコなのですけれども、こういったものは輸入停止で、(国内では既に)出荷制限が解除された品目もあるのですけれども、(未だに)輸入停止になっているわけです。ですから(韓国に対しては引き続き)これらについても一緒に話をさせていただこうと。是非、輸入制限を解いてくれということもお願いをしようと(思います)。皆さんの記事を見ると、今回はALPS処理水についての色々な調査が中心になるということは聞いておりますが、それに加えて我々としては、今、輸入制限を加えているような品目についての解除を(引き続き)お願いしていこうと思います」との旨を述べた。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース