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環境省は、一般財団法人を通じて、国立公園などの解説文を英語・韓国語・中国語などの多言語に整備する事業に、補助金を交付する。
環境省では、令和5年度の国際観光旅客税を財源とした国立公園等資源整備事業費補助金を活用し、国立公園、国定公園、長距離自然歩道等にある自然資源等に関する案内板やビジターセンター等の展示物について、ICT等を活用した先進的で高次元な多言語解説整備を行い、外国人訪問者の地域における体験滞在の満足度を向上させる取組に対して支援を実施している。
今回は、補助金の執行団体である一般財団法人自然公園財団において、間接補助事業の対象案件の公募が実施されることとなった。
今回、公募された補助事業は、国立公園、国定公園等を訪問する外国人旅行者の地域での滞在体験の満足度の向上や、こうした旅行者数の増加を目的に、先進的・高次的な技術を利用した多言語解説に対応した英語・韓国語・中国語の案内板等を作成する事業に対し、交付を行うものとなる。補助事業の対象となるものは、34国立公園、58国定公園、10長距離自然歩道における、案内板やビジターセンター等の展示物について、ICTなども活用し、外国人目線でわかりやすく魅力的な解説文を、英語・韓国語・中国語等の多言語にて整備する事業となる。補助率は、補助対象経費の3分の2以内となる。