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マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティング社は、日本・ベトナム・フィリピン・マレーシア・インドネシア・タイに在住する人達に、自国を含む各国への好感度を調査した結果、ベトナム・タイ・マレーシア・インドネシアの4か国では日本が1位となったことを発表した。
この発表によると、今回の調査は日本・ベトナム・フィリピン・マレーシア・インドネシア・タイに在住する20歳~49歳の男女の合計1,800人を対象にインターネットリサーチにより「東南アジアにおける日本ブランドアセスメント調査」として実施された。本調査を実施した背景は、日本企業が海外進出する先として、近年では東南アジア地域を選ぶ企業が増えてきているため、日本企業がアジア地域などの海外へ進出・展開を図る際に、どのような検討材料が必要となるかを判断するためである。
調査の結果、日本はフィリピンを除いた国からは国別好感度で1位となった。日本のイメージとしては、製造に関わるものづくり大国として良いイメージを持たれているが、一方で「楽しい」「明るい」「親しみのある」などといった情緒的なイメージは弱いという状況であった。総合的なイメージとしては、東南アジアでは日本という国ブランドが依然として高い優位性を持っていることが窺える。
【日本のイメージ(東南アジア5カ国合算)】
1位.技術力がある
2位.革新的・先進的な
3位.高品質な
4位.洗練された
5位.信頼・安心感のある