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日本の農林水産省は、「東南アジア向け青果物の輸出に関するセミナー~EPA利用手続きの簡素化を活用して~」を3月2日にオンライン(ZOOM)形式で開催する。
このセミナーは、水産物・食品の輸出拡大をはじめ、世界的なフードバリュ―チェーンを通じ、成長する海外市場への進出機会を増やしていくために、令和4年度第3回グローバル・フードバリューチェーン(GFVC)全体会合)として開催されるものとなる。今回は、EPAを利用するための原産地証明書の発給手続きが簡素化されたことを受け、EPAの利用方法の詳しい解説や、簡素化の対象となる東南アジアの青果物について説明する。
予定している次第は、『開会の挨拶』『青果物輸出におけるEPA利用の促進』『青果物の輸出促進に関する現状』『ベトナムにおける青果物プロモーションの報告』『農水省よりお知らせ』『講評』『閉会の挨拶』となる。
『青果物輸出におけるEPA利用の促進』では、EPAを利用する際に必要となる原産地証明書を発給する日本商工会議所や、EPA利用手続に精通している東京共同会計事務所から、青果物を輸出する際の原産地証明書の取得手続について、最近の原産地証明書の取得手続の簡素化や原産地証明書の電子化の動きを中心に解説する。
『青果物の輸出促進に関する現状』では、青果物の認定輸出促進団体である日本青果物輸出促進協議会から、輸出状況、輸出促進の取り組みなどを話してもらう。
『ベトナムにおける青果物プロモーションの報告』では、現地で活動しているベトナムの輸出支援プラットフォーム(PF)とオンラインで繋いで、現地の青果物のプロモーション、市場調査情報、EPA輸出に関する差し止め事例などを紹介する。