東ティモールのインフラ復旧と人材育成を支援、11億円の無償資金協力

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日本政府は、東ティモール民主共和国に対して、洪水被災インフラ緊急復旧計画と人材育成に関する支援を実施する。

洪水被災インフラ緊急復旧への支援は、「洪水被災インフラ緊急復旧計画」として、供与額10億円の無償資金協力により実施される。この支援では、東ティモールでは2021年4月から発生した集中的かつ断続的な豪雨の影響により道路・橋梁、河川護岸、給水施設を含む基盤インフラに甚大な被害が生じていたため、洪水・土砂崩れにより甚大な被害を受けた基盤インフラ及び農業インフラを迅速に復旧させるものとなる。

人材育成への支援は、「人材育成奨学計画」として、供与額1億7,200万円の無償資金協力により実施される。この支援では、東ティモールは21世紀最初の独立国家として2002年の独立回復から紛争からの復興及び平和の定着に向けた努力を進めてきたが、各種サービスを提供する人材の育成が急務となっていたため、東ティモールの指導層となることが期待される最大8名の若手行政官が令和5年度に日本の大学院に留学するものとなる。

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