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群馬県は、日本語学習支援ボランティア養成講座を開催する。
群馬県では、地域の日本語教室等での学習支援に興味のある者を対象として、「日本語」を通じて外国人住人と地域をつなぐボランティアを養成するための講座を開催することを決定した。この講座は、6回にわたって開催される。
第1回目は「地域日本語教育って何?」として、日本で生活している外国人に日本語を教える「地域日本語教育」についての概要と、ボランティアをする上での心構えについて学ぶものとなる。
第2回目は「日本語の基礎とオンライン指導」として、学習者が日本語をどう習うのか、国語教育ではない日本語に触れ、日本語のテキストや試験についての理解を深め、対面授業とオンライン授業の違いにも触れていく。
第3回目は「日本語の教え方」として、日本語を教える上で欠かせない文法用語と指導法を学び、「話す・聞く」などの技能別、「語彙・文法」などの科目別の指導方法も身につける。
第4回目は「学習者に合わせた指導」として、日本語を勉強する人の目的や背景は様々、ニーズに合わせた指導ができるように、どんなことに気をつければよいか、大切なポイントを学ぶ。
第5回目は「模擬授業をやってみよう!」として、講師のボランティア指導のデモンストレーションを見て模擬授業を行う。
第6回目は「ディスカッション」として、講座を通して得た知識や経験をもとに、今後のボランティア活動をする中で役に立つ、ボランティア時のトラブル等に関して受講生全員で話し合う。
なお、この事業は、文化庁令和4年度「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」を活用している。また、アッコラ日本語学院が、講師派遣の受託機関となっている。