上野公園に鑑真像寄贈、中国の寛容性を日本に発信、小池知事は感謝

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画像提供:外務省
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上野恩賜公園において、呉為山中国美術館館長から東京都に寄贈された「鑑真像」の除幕式が7月20日に実施され、東京都の小池知事や外務省の三宅伸吾外務大臣政務官が参加した。

開催された除幕式には、三宅政務官、小池百合子東京都知事、駐日中国大使などが参加した。

外務省の三宅政務官は、挨拶の中で、本年の日中国交正常化50周年も契機として、両国の国民交流や経済交流をしっかりと後押ししていくことが重要であり、両国の節目の年に建立された鑑真像が、日中の交流の新たな象徴として多くの人々に親しまれる存在となることを願うとの旨を述べた。

小池知事は、世界的に著名な芸術家である呉為山氏が制作したこの鑑真像を、東京都に寄贈くださることに感謝申し上げる。鑑真和上は、日中友好の歴史上、極めて重要な人物であり、日本に与えた影響は計り知れない。今年は、日中国交正常化50周年の年である。この像の設置が、両国の友好の一助になるものと期待しているとの旨を述べた。

彫刻の制作者は、メディアのインタビューに対して、「鑑真の崇高な境地を通じて、中国にまつわる物語と中華民族の幅広さや寛容性を世界に向けて示したい」との旨の見解を示している。

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