中国の王毅外相がASEANと会談、米国は覇権主義を手放すべきと

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画像提供:ASEAN事務局
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中国政府とASEAN事務局は、中国の王毅外相(国務委員兼外交部長)とASEAN事務総長が7月11日に会談し、中国とASEANの間における関係を強化することのコミットメントを再確認したことを発表した。

中国の王毅外相は、ASEAN事務局で政策演説を実施した。その際に、米国などがアジア太平洋地域におけるプレゼンスと影響力の強化と拡大を行おうとしていることに対しての見解を問われたため、『アジア太平洋地域におけることに関しては、中国側は依然からオープンな態度を示している。米国などの行動は、地域の平和と安定の維持に寄与しているのか、緊張と対立を激化させようとするものなのか、地域の結束に寄与するものなのか、分断を作ろうとするものなのか。各国は、これらの点をしっかりと判断し、歴史もこれについて公平な評価を下すものと信じます』との旨の見解を示した。

また、『中国と米国が、アジア太平洋地域で良好な相互作用を実現できれば、この地域の普遍的な期待とも一致することになるでしょう。また、米国が覇権主義的なマインドセットを手放し、真にアジア太平洋地域の平和と繁栄に建設的な役割を果たすことができるか否かの検証にもなるでしょう』との旨の見解も示した。

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