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埼玉県は、国際協力活動を推進する取り組みの一つとして、これらの取り組みを実施する団体に最大で50万円の助成を実施する。
公益財団法人の埼玉県国際交流協会では、国際協力活動の推進に積極的に参加、協力している団体で、埼玉県内に活動の拠点を有する民間団体に対して助成を行っている。平成7年度から令和3年度にかけては、合計で307団体に対して、総額約1億644万円を助成している。
今回は、令和4年度彩の国さいたま国際協力基金の募集が開始された。受付期間は、5月27日から6月30日となる。対象となる事業は、「埼玉県内で実施する国際協力活動」と「海外で実施する国際協力活動」となる。海外事業には最大で50万円、県内事業には20万円の助成が行われる。
なお、令和3年度彩の国さいたま国際協力基金事業は、バングラデシュにおける一般社団法人シェア・ザ・プラネットの「気候変動リスク軽減農業の普及」に50万円、エクアドルにおける特定非営利活動法人エクアドルの子どものための友人の会(SANE)の「小学校の衛生環境改善事業」に約19万円、ネパールにおけるTCPチベタン・チルドレンズ・プロジェクトの「児童養護施設の井戸の新設と洗場設置事業」に約41.9万円の助成を実施している。