このページの所要時間: 約 1分4秒
日本の環境省の山口大臣とインド共和国ジャル・シャクティ省のガジェンドラ・シン・シェカワット大臣は、「分散型生活排水管理分野における協力覚書」に署名を実施した。
日本国環境省とインド共和国水省では、両国間の既存の友好関係の強化を望み、平等と相互の利益の原則に基づき、公共水域での水環境保全と公衆衛生の向上を目的とした分散型生活排水管理のための協力を促進するという共通の関心を考慮し、効果的な環境保全はグローバルな協力と協調的な努力が必要であり、環境を保全する活動は地域、国家、地方レベルで実施されるべきことを認識し、持続可能な開発目標(SDGs)ターゲット 6.3「未処理の排水の割合半減」を参照し、それぞれの国の法令に従ったうえで、協力覚書を締結することとなった。
この覚書では、協力範囲を「分散型生活排水管理」に「処理水の効果的な再利用」と定めている。協力の形態は、定められた権限の範囲内で、それぞれの国の法令に従い、「分散型生活排水管理における情報と専門知識の共有」「セミナー、会議、会合の開催」「研修、ワークショップ、実地研修を通じた能力構築」「相互に決定される他の形態」を含みつつ、これらに限定されない共通の関心分野の協力を奨励し促進する形態となる。