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日本政府観光局(JNTO) は、2022年2月における訪日外客数の推計値は、16,700人であったことを発表した。
JNTOの発表によると、2022年2月における訪日外客数の国・地域の内訳は、ベトナム2,600人、中国2,400人、インド1,700人、フィリピン1,000人、韓国900人、米国600人、台湾600人、インドネシア500人となる。なお、出国した日本人数は、2022年1月は74,982人、2月は46,900人となっている。
JNTOによる地域別訪日旅行市場の概況は、韓国に関しては、韓国政府による日本への海外旅行の中止、延期を国民に要請する特別旅行注意報が引き続き発令されており、自国民の日本からの入国については陰性証明書の提示、入国後1日目のPCR検査、7日間の自宅隔離及び隔離解除前のPCR検査が義務づけられており、日本への直行便は引き続き大幅な運休・減便となっており、 2019年同月比では99.9%の減少となっている。
中国に関しては、中国政府外交部より海外旅行自粛の指示が出されていることから観光客の日本への渡航は実質的に不可能な状況が続いており、自国民の日本からの入国については陰性証明書の取得及び原則として14日間の施設での隔離、複数回のPCR検査等が求められており、日本への直行便は引き続き大幅な運休・減便となっており、対2019年同月比 では99.7%の減少となっている。