愛知県は伝統品を使用し韓国・朝鮮の者とチマチョゴリ共同制作

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愛知県は、アジア競技大会を活用した地域活性化ビジョン関連事業として、愛知県の伝統的な染色品を使ってチマチョゴリを共同制作する。

愛知県では、2026年に開催される第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)を契機に、本県が取り組むべき地域活性化の方向性を示すものとして、「アジア競技大会を活用した地域活性化ビジョン」を2019年3月に策定し、取組を推進している。今回は、この取組の一環として、名古屋学芸大学(日進市)の学生が、県内に在住する韓国・朝鮮の方々とともに、愛知県の伝統的な染色品である有松絞りや名古屋友禅を使って、韓国の民族衣装であるチマチョゴリを共同制作することとなった。

第1回目は3月1日に、第2回目は3月3日に、第3回目は3月10日にそれぞれ実施される。実施される場所は、名古屋学芸大学となる。参加する者は、名古屋学芸大学ファッション造形学科の者の16名と県内在住の韓国・朝鮮の者の5名となる。

1回目は、名古屋韓国語学校を通じてチマチョゴリ制作の講師を招き、チマチョゴリの歴史や制作方法等について学習し、その後は有松絞りや名古屋友禅を使ってミニチュアサイズのチマチョゴリを各自で制作しながら作業工程を習得する。2回目は、1回目に続いてミニチュアサイズのチマチョゴリの制作を実施し作品を完成させる。3回目は、有松絞りや名古屋友禅を使って等身大のチマチョゴリを共同制作する。なお、この民族衣装の制作にかかる取組は、チマチョゴリだけでなく、様々な民族衣装を制作するなどして今後も継続していく予定である。

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