日本の農林水産物・食品の輸出が25%の増加、中国・米国等

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農林水産省は、2021年の農林水産物・食品の輸出実績を取りまとめた結果、輸出額は1兆2,385億円となり、2020年比では25.6%の増加、額では2,525億円の増加となったことを発表した。

国・地域の内訳は、中華人民共和国2,224億円、香港2,190億円、アメリカ合衆国1,683億円、台湾1,245億円、ベトナム585億円、大韓民国527億円、タイ441億円、シンガポール409億円、オーストラリア230億円、フィリピン209億円の順となった。

品目の内訳は、加工食品4595億円、畜産品1139億円、穀物等560億円、野菜・果実等569億円、その他農産物1178億円、林産物570億円、水産物(調製品除く)2335億円、水産調製品680億円となった。

農林水産省の見解では、『世界的に新型コロナウイルスの蔓延が続く中、消費者ニーズの変化に対応した、小売店向けやEC販売等の新たな販路への販売が堅調だったこと、中国や米国等の経済活動が回復傾向に向かい、外食需要も回復してきたこと等で、多くの品目で輸出額が伸び、総額も伸びた』『日本政府が政府一体で進めてきた輸出拡大の取組(輸出証明書の円滑な発行、牛肉処理加工施設や水産加工施設等の整備、輸出先国との規制交渉の進展、見本市・商談会の開催、輸出先国でのプロモーションなど)も輸出を後押し』としている。

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