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日本の林芳正外務大臣は、日・カンボジア外相電話会談と日・ラオス外相電話会談を1月11日に実施した。
日・カンボジア外相電話会談は、プラック・ソコン・カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣との間において実施された。林外務大臣からは、カンボジアがASEAN議長国に就任したことに祝意を表するとともに、カンボジアPKO30周年の本年、防衛協力の促進を含めて両国関係をさらに発展させたく、カンボジアにおける本年6月の地方選挙及び来年の総選挙が国民の多様な声を反映した形で実施されることを期待する旨などを述べた。プラック・ソコン副首相から、二国間関係の強化と地域情勢において日本と緊密に協力していきたい旨を述べた。
日・ラオス外相電話会談は、サルムサイ・コンマシット・ラオス人民民主共和国外務大臣との間において実施された。林外務大臣からは、『ラオスの財政安定化に向けた取組』『新型コロナ対策』『空港機能改善に向けた機材供与を始めとする連結性強化』『主要産業である電力セクターの自律的な管理に向けた支援』を今後も継続することを伝達した。サルムサイ大臣からは、これまでの日本政府及び国民による支援に謝意が表され、両大臣はこうした協力の実施に向けて、協力していくことで一致した。