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日本の航空自衛隊のC-130H輸送機は、米空軍が実施したミクロネシア連邦などにおける人道支援・災害救援共同訓練「クリスマス・ドロップ」に、12月1日から13日にかけて参加した。
この訓練は、アメリカ合衆国グアム島アンダーセン空軍基地を拠点として行うものであり、訓練参加部隊は北マリアナ諸島、パラオ共和国及びミクロネシア連邦において寄付物資(生活用品など)の投下を実施した。航空自衛隊は、この訓練を通じて、航空自衛隊の人道支援・災害救援に係る各種能力を向上するとともに、参加国との連携を強化することができたとしている。
「クリスマス・ドロップ」は、アメリカのボランティアなども協力して実施しているものであり、1952年ごろから毎年実施されているものである。
日本の航空自衛隊は、今後も様々な機会を通じて域内の空軍と連携し、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化のため、インド太平洋地域における安全保障協力を推進していく方針である。