東京都は、今年度で6回目となる「東京グローバルパートナーズセミナー」をオンライン形式で11月24日に開催し、小池知事はタイのバンコク、インドネシアのジャカルタ、韓国のソウル、中国の北京と上海などと連携を強化していくことを期待するとの旨を述べた。
本セミナーは、世界各都市の実務責任者等が集い、各々の都市が有する経験や課題を共有・議論し、都市間の連携を深めるものです。今年度は「コロナ危機からの持続可能な都市の復興(サステナブル・リカバリー)に向けた都市間連携強化」をテーマに実施しました。
また、本セミナーにおける小池知事のビデオメッセージは、以下のとおりです。
このセミナーでは、『小池知事ビデオメッセージ』『東京都による「サステナブル・リカバリー東京会議(Re StaRT)」の紹介』『参加各都市による、コロナ禍における取組等に関するプレゼンテーション』が実施された。
参加した海外の都市は、プレゼンテーションを実施した都市は、タイのバンコク、インドネシアのジャカルタ、韓国のソウル、中国の北京と上海、アムステルダム、ダーバン、ロサンゼルス、パリ、クイーンズランド、リオデジャネイロ、台北、ウランバートルとなり、その他8都市が参加した。
小池知事のビデオメッセージでは、『この夏、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を開催した。この大会のレガシーを、持続可能な都市の復興に繋げていく。世界が直面しているコロナ禍と気候危機という大きな危機に立ち向かうには、最前線に立つ私たち都市の連携がますます重要である。東京都は、サステナブル・リカバリー東京会議(Re StaRT)を開催した。会議では、コロナ禍からの復興は、サステナブル・リカバリーを実現する機会であることを確認した。価値観や社会の変化に柔軟に対応しながら、多様性と包摂性に溢れた、強靭で持続可能な社会を目指すため、「サステナブル・リカバリー東京宣言」を採択した。今後、サステナブル・リカバリーに向けた各都市の知見や取組を共有する新たな国際ネットワークを立ち上げていく。ぜひ東京宣言の趣旨にご賛同いただきたい。本セミナーでは、サステナブル・リカバリーに向けた都市間連携強化につながる実りある議論を期待する』との旨を述べている。