IAEA・韓国等が福島県沖の水産物の採取・分析、信頼性確保で

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農林水産省の外局である水産庁は、国際原子力機関(IAEA)環境研究所の2名とフランス・韓国・ドイツの第三国の分析機関から各1名の計5名が、11月10日から11日まで福島県沖の水産物の採取及び処理の確認を行うことを発表した。

日本政府では、海域モニタリングデータの信頼性及び透明性の向上のため、国際原子力機関(IAEA)環境研究所との協力により、平成27年から福島県沖の水産物の採取、分析を実施している。今回は、国際原子力機関(IAEA)環境研究所の2名に加え、更なる信頼性の確保のため、フランス、韓国、ドイツの第三国の分析機関から各1名の計5名が参加し、試料の採取及び処理を確認することとなった。

試料採取及び処理の後は、IAEA、第三国の分析機関及び日本の各参加分析機関が分析を行い、IAEAにおいて測定結果の信頼性評価を行う。なお、この事業は、福島第一原子力発電所の廃炉について、平成26年にIAEAがとりまとめた報告書に記載された海洋モニタリングに関する助言のフォローアップとして開始されたプロジェクトの一環で実施している。

実施体制は、実施者はIAEA環境研究所、第三国研究機関(フランス、韓国、ドイツ)及び日本国内の分析機関(公益財団法人海洋生物環境研究所 他2機関)となる。試料採取及び分析に供する水産物は、福島県で漁獲される水産物のうち数種を予定している。

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