日本はネパールの道路復旧工事支援で10.47億円の無償資金協力

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日本政府は、ネパールのシンズリ道路の復旧工事の支援を行うために10.47億円の無償資金協力を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う工期延長などの事情から金額を10.82億円に変更して実施する。

ネパールの総延長距離160キロとなるシンズリ道路は、日本の無償資金協力により、完工された道路であり、インドとの交通及び物流の窓口となる東テライ地域と首都カトマンズを繋ぐ幹線道路である。このネパールでは、2015年4月にマグニチュード7.8の大地震が発生し、この影響で、道路は適切な維持管理が行われたにもかかわらず、道路の沈下・亀裂・斜面の一部崩壊などの被害を受けていた。

そのため、日本政府は、この復旧工事を支援するため、無償資金協力「シンズリ道路震災復旧計画(贈与限度額:10.47億円)」を実施することを2018年10月25日に決定していた。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大に伴う工期延長などの事情から、贈与の限度額を10.82億円に変更することに関する書簡の署名・交換が行われた。

なお、日本政府は、COVAXファシリティを通じたネパールに対する新型コロナウイルス・ワクチンの供与として、日本国内で製造したワクチン計約160万回分を供与する予定でもある。

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