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国土交通省は、日ASEANにおける交通分野の更なる協力を推進するため、「第19回日ASEAN次官級交通政策会合」を、7月13日にテレビ会議にて開催した。
国土交通省では、2003年に創設された交通分野における日本とASEANの協力枠組み「日ASEAN交通連携」に基づき、日本とASEANとの間の交通分野における連携をさらに強化するため、「第19回日ASEAN次官級交通政策会合」を開催した。
今回開催された会合では、本年11月に開催予定の「第19回日ASEAN交通大臣会合」に向けて「日ASEAN交通連携」の今後の協力内容などについて議論した。合意した事項は、『新規プロジェクトの大臣会合への提案』と『プロジェクト成果の大臣会合への報告』となる。
『新規プロジェクトの大臣会合への提案』は、「日ASEAN交通連携」の下でASEANにおける「質の高い交通」をさらに推進するため、日本より「ビックデータを活用したモビリティの向上」の新規プロジェクトの実施を提案し、本年11月に開催予定の第19回日ASEAN交通大臣会合で承認を求めることで合意した。
『プロジェクト成果の大臣会合への報告』は、「日ASEAN交通連携」の下で本年取りまとめが予定されている「過積載車両管理のためのICTソリューション実証実験の報告」「日ASEANコールドチェーン物流認証審査ガイドラインの策定」の2つの成果物について、第19回日ASEAN交通大臣会合に報告し承認を求めることで合意した。