大阪で多文化共生フォーラム、日本語指導必要の中学生の自尊感情を高める

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大阪の教育庁は、「OSAKA多文化共生フォーラム」を、7月17日に開催する。

「OSAKA多文化共生フォーラム」は、府内全市町村の日本語指導が必要な中学生が集い、アイデンティティを育み、自尊感情を高めることを目的に実施するものであり、ロールモデルとなる高校生の話や、高校生活に関する情報を聞くことにより、進路選択に向けた展望を持つことにつなげるものとなる。

このフォーラムは定期的に開催されており、今年度も開催されることとなった。参加することが可能な者は、府内の日本語指導が必要な中学生の約80名と府立高校生の約20名となる。

第1部では、「国際クラブ等活動紹介動画」「高校に進学した先輩の話」「高校生への質問コーナー」が行われる。「国際クラブ等活動紹介動画」では、府内の中学生が、放課後等に母語や母文化を学んでいるクラブの活動を紹介する動画を観るものとなる。「高校に進学した先輩の話」では、外国から日本に来て、小中学校で勉強してきた高校生の先輩の体験談を聞く。「高校生への質問コーナー」では、言語ごとにグループになって、高校生の先輩に質問できる時間となる。

第2部では、個別進路相談が行われる。この相談では、希望する高校のことや高校入学のための試験について、個別に相談できる時間となる。

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