タイとベトナムで日本の地理的表示(GI)産品が登録

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日本の農林水産省は、タイ及びベトナムにおいて日本の地理的表示(GI)産品が登録されたことを発表した。

地理的表示(GI)保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法によって、高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護する制度である。世界100カ国を超える国や地域でGI保護制度が運用されている。

日本の農林水産省では、平成29年からタイ王国商務省(知的財産局)及びベトナム社会主義共和国科学・技術省(知的財産庁)との間で、協力覚書(MOC)等に基づきGIの相互保護に向けた協力を進めており、その一環として各国のGI保護制度に自国の産品を申請して登録を行う協力事業に取り組んでいた。

今回は、タイ及びベトナムにおいて我が国のGI産品の登録が行われた。

タイとのGI相互保護申請協力事業では、東根さくらんぼ(山形県)が令和3年4月27日に登録された。

ベトナムとのGI相互申請協力事業では、市田柿(長野県)が令和3年6月14日に登録された。日本においては、ベトナムの産品「ルックガン ライチ」(バックジャン省ルックガン県)が令和3年3月12日に登録されている。

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