各自治体は介護人材確保でベトナム人留学生受入、契約不履行で奨学金未返済も

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鹿児島県は、介護人材確保のためにベトナム現地日本語学校などと協力して、外国人留学生の受け入れを進めるために学費252万円補助と280万円の貸付金の免除も行う事業を実施していたが、留学生の募集期間が6月30日まで延長されることとなった。

この外国人留学生事業は、「令和3年度介護施設等外国人留学生支援事業」として実施されているものとなる。当初の募集期間は、令和3年4月21日から5月27日までであったが、留学生の募集期間が6月30日まで延長されることとなった。募集人数も変更となり、当初は「県内在住外国人10名程度」を対象として募集を実施していたが、募集期間の延長に伴い、「九州地方に在住する外国人4名程度」に変更されることとなった。

近年では、鹿児島県が実施しているように、いわゆるお礼奉公と呼ばれる仕組みにより外国人留学生を受け入れる自治体が増えているが、各地でトラブルが発生している。高知県では、奨学金と貸付金などを受け取った外国人留学生が、定められた就職を拒否した際に、学校側などから退学処分を受ける事例が発生していた。他の例では、契約を行う際に、内容を理解せずに署名したとして、外国人留学生が受け取った貸付金などを返済していない事例もでてきている。

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