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愛知県は、外国人旅行者の快適な滞在環境を実現して誘客促進を図る取り組みの一つとして、デジタルマップを日本語・英語・中国語(繁体字)の多言語化する事業が実施されることが明らかになった。
愛知県の見解によると、世界的なスマートフォンの普及により、旅行情報の収集がデジタル化し、タビナカでの旅行情報を検索する外国人旅行者が増加しているとしている。そのため、県内モデル地域において、既存のアクセスマップなどを活用し、デジタルマップを構築することで、外国人旅行者の快適な滞在環境を実現し、誘客促進を図る『観光地多言語化WEB整備事業』が実施されることとなった。この事業が実施されることにともない、業務委託先の募集が開始された。
『観光地多言語化WEB整備事業』は、犬山城下町において、既存のアクセスマップなどを活用し、位置情報を連動させたデジタルマップを構築するものとなる。WEB上から容易に施設案内などの多言語情報を確認できるように整備し、外国人旅行者の利便性向上を図る。さらに愛知県が開催する受入環境整備に係るセミナーにおいて県内観光関係事業者に、この取組を紹介する必要がある。対応言語は、日本語・英語を必須とし、予算内で可能な場合は中国語(繁体字)も含める必要がある。委託金額限度額は約175万円となる。