厚労省が外国人雇用対策の検討会、福井県の外国人補助の紹介

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厚生労働省では、第三回目となる外国人雇用対策の在り方に関する検討会が4月27日に開催される。

第三回目となる今回の議題は、「外国人労働者の職場・地域における定着(パーソルキャリア株式会社 地域外国人材定着事業部長、福井県 産業労働部副部長、株式会社三美テックス 常務取締役営業本部長)」「その他」となっている。今回は、福井県における外国人材受入れ・定着の取組の紹介として、『地域外国人材受入れ・定着モデル事業報告』が報告される予定である。

この報告によると、令和2年度の取組として、「庁内外の横断的連携体制構築~多文化共生推進プラン策定~」を実施しており、この取り組みでは学識経験者・外国人支援団体関係者・外国人住民などで構成する委員会での議論、市町、関係機関との意見交換および県民(在住外国人など)からのアンケートを実施していた。「外国人材受入れ、定着のための主な施策」も実施しており、この取り組みでは外国人材受入れに関し企業からの相談等に対応、外国人労働者受入環境整備事業補助金、外国人技能実習生技能向上支援を実施していた。

令和3年度の取組では、「FUKUI外国人材雇用サポートデスク設置」「介護人材、IT人材の確保」「多文化共生ネットワーク創設」「外国人相談体制強化」「外国人が暮らしやすい環境づくり」が実施されることが明らかにされている。

なお、福井県では、日本人を対象として多文化共生に関するアンケートを実施した結果、約半数が外国人交流に拒否感を示している。

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