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日本政府は、ミクロネシア連邦における水産海事学校能力向上の支援と、東ティモール民主共和国における洪水被害に対する緊急援助を実施する。
ミクロネシア連邦に対する支援は、「水産海事学校能力向上計画」として供与額4億円の無償資金協力により実施される。この計画では、ミクロネシア連邦で唯一の水産海事学校に対して、同学校の施設(教室・宿舎)を建設し、海事訓練関係の機材(練習船・複合艇など)を供与することにより、ミクロネシアの水産海事学校の教育能力向上を図り、海上の安全確保を通じたミクロネシア連邦の経済成長に貢献するものである。
東ティモール民主共和国における洪水被害に対する緊急援助は、国際協力機構(JICA)を通じ、緊急援助物資(毛布)が供与される。なお、東ティモールでは、4月4日未明からの豪雨に伴う洪水被害により、甚大な人的・物的被害が発生しており、4月7日時点での被害状況は、死者36人、行方不明者17人、被災者11,299人となっている。