相模原の高校内に外国籍も通える夜間中学開設、日本語を上手に話したい等

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神奈川県教育委員会は、相模原市が神奈川県立神奈川総合産業高等学校内に相模原市域外からも外国籍などの生徒が通うことのできる市立「夜間中学」の開設を予定しているため、入学を希望する者に関するアンケートを実施した。

神奈川県教育委員会では、市町村教育委員会とともに、中学校夜間学級の設置について検討を進めてきた。そうした中、令和4年4月に、相模原市が神奈川県立神奈川総合産業高等学校内に、相模原市域外からも生徒が通うことのできる市立「夜間中学」の開設を予定していた。これを受けて、県教育委員会では、相模原市域外からも生徒が通える広域的な仕組みの構築に向け、すでに「夜間中学」を設置している横浜市・川崎市を除いて、相模原市域外の県内市町村からこの「夜間中学」に入学を希望する者について、現時点でのおおよその人数などを把握することを目的として、アンケートを実施した。

調査の対象となったのは、神奈川県内(横浜市、川崎市、相模原市を除く)に在住する16歳以上の者で「様々な理由により中学校を卒業していない方」「中学校を卒業したけれども、様々な理由により十分に義務教育を受けられなかった方」「外国籍の方で、日本の義務教育に相当する教育を受けられなかった方」のいずれかに該当する者となる。アンケート用紙回収数は47枚となり、調査対象に含まない横浜市、川崎市、相模原市、県外からの回答を含めると62枚となる。

『相模原市が開設をめざす夜間中学に2022年4月に入学したいですか』という質問に対しては、「入学したい」が17人、「入学したいが迷っている」が22人、「入学せず、他の方法で学びたい」が8人となった。

『夜間中学で学びたいのは、なぜですか』という質問に対しては、「日本語を上手に話せるようになりたいから」が22人、「小中学校の勉強をやり直したいから」が15人、「文字の読み書きができるようになりたいから」が14人、「高校に行きたいから」が10人、「仕事に就きたいから」が6人、「中学校を卒業したいから」が4人となった。

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