静岡の教育委員会が日中青年代表交流10年、行政は日中交流再開

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静岡県の教育委員会の社会教育課は、「日中青年代表交流10年間のあゆみ(友となり ともに咲かせよう 笑顔の花)」を発行した。

静岡県教育委員会と中国浙江省青年連合会は、平成23年度から日中青年代表交流を実施しており、今年度で10年の節目を迎えた。そのため、今までの歩みを振り返ることで、新型コロナウイルス感染症収束後の交流再開や、再来年度の静岡県と浙江省との友好提携40周年に向けた機運の醸成を図るために、記念誌を発行することとなった。

今回発行した記念誌は「日中青年代表交流10年間のあゆみ」となる。この記念誌では、「事業概要」「過去10カ年の事業内容」「交流の成果」「過去参加者からの寄稿」などが記載されている。

「交流の成果」では、企業からは『中国企業との取引を開始し、自社の業務の一部を移管することができました』学校からは『上海の語学学校に留学し、帰国後は所属校の授業で中国語を教えています』『浙江省の学校との姉妹校交流を実現させました』、行政からは『帰国後は、日中友好関係業務に従事しています』『近年交流が途絶えていた学校同士の学校交流を再開させました』との旨などが載せられている。

「過去参加者からの寄稿」では、『香港活動家が尖閣諸島に上陸する事件が起こり、その後の急激な日中関係の悪化により、予定していた中国青年たちが来静できるに心配していたが、交流できることになり皆で知恵を絞った』『彼らとは、もはや日本人と中国人としての関係ではなく、人と人の関係を築けていると感じます』『キャッシュレス化が進んでいる様子を目の当たりにした私は、帰国後早速PayPayをダウンロードしました』との旨などが載せられている。

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