外国人の技能実習生の入国停止で代替人材確保の経費支援、農水相

スポンサーリンク




このページの所要時間: 121

野上農林水産大臣は、外国人の技能実習生の新規入国が停止されることに対して、日本にいる技能実習生などの在留延長や他産業からの雇用などが必要と考えており、代替人材の確保に係る経費の支援を行うなどの考えを明らかにした。

3月23日に実施された農林水産大臣記者会見の際に、記者から「農林水産業の人手不足対策についてです。コロナの変異株の拡大によって、技能実習生を含む外国人の方の日本国内への入国が引き続き停止されることになっています。昨年は、来日できない技能実習生による人手不足が問題になりましたが、再び春を迎えて、農繁期を迎えると、改めて生産者にとって人手の確保が重要になってくると思います。農林水産省として、何か対策をお考えのことがあれば教えていただけないでしょうか」との旨の質問が行われた。

この質問に対して野上農林水産大臣は、「緊急事態宣言の解除後もですね、外国人の新規入国を認めない措置については、継続をされております。このため、入国できない外国人技能実習生などの代替人材としまして、日本にいる技能実習生などの在留延長ですとか、あるいは他産業からの雇用などが必要と考えております。現在、多くの人手を必要とします農業現場では、国内の人材を確保するための求人活動や、面接会などの取組が、今、進められていると承知をいたしております。農林水産省としましては、入国制限の状況を注視しつつ、代替人材の確保に係る経費を支援をする、農業労働力確保緊急支援事業を6月末まで延長しまして、他産業などからの人材確保を後押しをしてまいりたいと考えております」と述べた。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ

アセアン関連ニュース