大阪府は外国人留学生の採用と定着を支援

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大阪府は、地方創生推進交付金事業の、グローバル人材(外国人留学生)採用・定着支援業務の受託事業者を募集する。

大阪府の見解によると、大阪の生産年齢人口は、2015年の542万人から30年後の2045年には400万人へと約26%減少することが見込まれる。府内企業の人材不足はすでに深刻な状況にあり、特に優秀な人材の確保に苦戦している。日本で学ぶ外国人留学生の約6割は日本での就職を希望しているが、実際には希望者の半数程度しか就職できていない状況にある。府内には優良な中堅・中小企業が数多く存在するが、留学生が就職活動において得られる情報量は日本人学生より少なく、府内企業の魅力を知る機会も少ないなどの課題もある。これらの状況を踏まえると、府内企業における留学生の積極的な採用が一つの打開策になりうると考えるが、実際には留学生採用に関する意識の低さや理解不足等の理由により十分に進んでいない。

これらの理由により、大阪府では、府内中堅・中小企業の人材確保を支援するため、令和3年度も引き続き、地方創生推進交付金を活用した「グローバル人材(外国人留学生)採用・定着支援事業」を実施する。そのため、この事業において、民間事業者等の知識やノウハウ等を活用し、より効果的・効率的に実施するため、企画提案公募により以下の業務を行う受託事業者を募集することとなった。業務概要は、府内中堅・中小企業に外国人留学生の優れた点等を伝え、採用・定着につながるよう、『採用意欲向上セミナー・トークセッションの実施』『ワークショップ・職業体験・合同企業説明会の実施』『採用後の定着支援の実施』などの業務を実施する。

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