マスコミのみ入国を認める特例措置「メディア・トラック」は検討と

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茂木外務大臣は、マスコミに対しての特例措置として、マスコミの入国を認めるメディア・トラックに関しては、どのような来訪のニーズがあるのかなどを見極めながら政府全体として検討していきたいとの旨を明らかにした。

2月2日に実施された茂木外務大臣会見の際に、記者から「アスリートのために入国を認めるアスリート・トラックが、停止中ですが、緊急事態宣言が終わったら、ほぼ自動的にアスリート・トラックを再開するつもりなのか、また、マスコミの入国のことですが、同じような例外制度を考えていますか。メディア・トラックみたいなことを考えていますか」との旨の質問が行われた。

この質問に対して茂木外相は、アスリート・トラックは外務省の担当ではないので、その担当まで問い合わせるように述べた後に、「今、日本、緊急事態宣言中でありまして、基本的に全ての外国の関係者、これについて入国を拒否していると、こういう状態をとっております。今後、どういう措置をとっていくかと、これは国内外における感染の状況を見極める必要もあると思っております。同時にまた、どんな来訪のニーズがあるのかと、そういったことを見極めながら、政府全体として検討していきたいと思っております」との旨を述べた。

『アスリート・トラック(アスリート用東京オリパラ準備トラック)』とは、オリパラに関連し国内で開催される国際大会に出場する選手等に関し、必要な防疫上の措置を講じた上で入国を認め、入国後14日間の自宅等待機期間中の活動(大会参加等)を可能とするものである。この特例の対象となる者は「オリパラ関連大会に出場する日本人選手・外国人選手」「選手に随行しそのコンディション調整等に不可欠な者」「大会関係者」となる。なお、この特例は、日本サッカー協会とスポーツ庁の調整により、サッカーのSAMURAI BLUE(日本代表)およびAFCチャンピオンズリーグ2020出場クラブの選手・スタッフに対しても適用されており、当初想定されていた対象から適用範囲が拡大されており、水際対策がなし崩し的に弱体化されている。

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