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アジア開発銀行(ADB)は、インドネシア・フィリピン・タイ・インドの廃プラスチック再生処理施設の能力を高めることなどを目的として、1億ドルの融資を行う。
日本政府とアメリカ政府がそれぞれ15.65%を出資しているアジア開発銀行(ADB)と、インドラマ・ベンチャーズ・パブリック・カンパニー・リミテッド(IVL)は、インドネシア・フィリピン・タイ・インドにおけるIVLの廃プラスチック再生処理施設の能力を高めることにより、プラスチックごみによる環境への負荷を軽減し、循環経済を促進することを目的として、1億ドルのブルーローン(海洋環境保全等に資する事業に提供される融資)に調印した。
これらの施設では、飲料ボトルの原料として広く使用されているポリエチレン・テレフタレート(PET)をリサイクルする。この支援パッケージは、ADBからの5,000万ドルの融資と、国際協力機構(JICA)が出資し、ADBが管理するアジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)からの5,000万ドルの融資で構成される。さらに、国際金融公社(IFC)およびドイツ投資開発会社(DEG)から、それぞれ1億5,000万ドルと5,000万ドルの融資が提供される。