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アメリカ政府とASEAN事務局は、第8回目となるASEAN-USサミットを開催し、ASEAN側はアメリカ政府が南シナ海問題の平和と安定に貢献することを歓迎することなどを述べた。
アメリカ政府と東南アジア諸国連合(ASEAN)の間では、ASEAN-USサミットを定期的に開催している。今回は、ASEAN議長国を務めるベトナムが議長国となり、第8回目となるサミットがオンライン形式で開催されることとなった。
ベトナム政府の発表によると、議長国を務めたベトナム政府のフック首相は、ASEANとアメリカは相互尊重と理解と信頼などに基づき、40年以上にわたってWIN-WINの協力を構築しているとしおり、アメリカ政府は、ASEAN地域の新型コロナウイルス対策を支援するため、財政援助と衣料品を提供とすることをコミットしているとしているとの旨を述べた。また、両者は共同声明を発表した。
共同声明では、「地域の成長と繁栄を推進するイノベーションと起業家精神を育む」「女性と子どもの権利の促進・保護を図る」「女性の経済参加と金融ほうせつを支援する」「世界人権宣言に列挙されている権利を尊重する」などがうたわれている。