コロナ禍での日韓の新たな国際交流へ、福岡・佐賀・山口・長崎の知事等

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「2020 日韓海峡沿岸県市道交流知事オンライン会議」が10月27日に開催された。

「日韓海峡知事会議」は、日本の福岡県・佐賀県・山口県・長崎県と、韓国の釜山広域市・全羅南道・慶尚南道・済州特別自治道が、交流の現状と今後の展望に関して率直な意見交換を行い様々な分野における交流を促進するため、各自治体の持ち回りで毎年一回開催しているものである。今年は新型コロナウイルスの影響により、オンライン形式により開催されることとなった。

会議に出席した者は、日本側からは、福岡県知事の小川洋氏、佐賀県副知事の山口祥義氏、長崎県知事の中村法道氏、山口県知事の村岡嗣政氏となった。韓国側からは、釜山広域市長権限代行の邊城完(ピョン・ソンワン)氏、全羅南道知事の金瑛録(キム・ヨンロク)氏、慶尚南道知事の金慶洙(キム・ギョンス)氏、済州特別自治道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)氏となった。

発表された共同声明文によると、今回参加した自治体では環境、水産、観光、青少年など幅広い分野で共同交流事業を実施することにより、日韓海峡沿岸自治体間の相互理解を進め、深い信頼関係を構築してきた。今回開催した会議を通じて、改めて日韓海峡沿岸8県市道の揺るぎない絆と地域間交流継続の重要性を再認識するとともに、新型コロナウイルス感染症の克服などの問題解決に向けて、引き続き互いに協力していくため、「新型コロナウイルス感染症の危機対応に関する各県市道の取組事例を共有し、議論を交わした結果、各県市道の特徴的な取組に対する理解が深まった。引き続き、こうした危機対応に関する各県市道の取組についての情報を共有する」「引き続き、これまで合意し、実施してきた共同交流事業を継続していくとともに、ポストコロナ時代を展望し、オンライン会議など国際交流の新たな形を模索しながら、日韓海峡沿岸地域の協力を進める」「2021年度『第29回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議』は、大韓民国慶尚南道で開催する」ことに合意した。

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