愛知は日本語教室に助言するコーディネーター派遣、派遣費用等は県が負担

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愛知県は、多文化共生の取り組みの一つとして、日本語教室などに指導・助言などを行う「あいち地域日本語教育コーディネーター」の事業を実施する。

愛知県では、NPO法人などの関係機関と連携しながら、地域日本語教育の推進を図るため、今年度から地域の日本語教室などに対して、設置・運営などに関する必要な指導・助言などを行う「あいち地域日本語教育コーディネーター派遣事業」を実施している。今回は、この事業における、派遣先の募集が開始された。

あいち地域日本語教育コーディネーターの派遣先は、地域の日本語教室、NPO法人、県内市町村、県内市町村国際交流協会などとなる。募集期間は2020年9月1日から2021年1月12日まで、派遣期間は2020年9月14日から2021年2月14日までとなる。

派遣されるコーディネーターは、文化庁「地域日本語教育コーディネーター研修」修了者、大学研究者及びそれに相当する実務経験者などとなる。主な相談内容は『日本語教室の設置・運営に関すること』『日本語教育人材の育成に関すること』『多文化子育てサロンの実施に関すること』『自治体や企業との連携に関すること』『その他、本事業の目的達成のために必要な業務に関すること』となる。

派遣時間・回数に関しては、1団体あたり5回までとなり、1回あたり2時間程度となるが、利用者側が負担する費用は無料となる。県から派遣する派遣者の謝金及び旅費については、県が負担する。

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