東京都は、国内外の旅行者に英語・中国語・韓国語などの多言語で地域の観光情報を提供することなどを目的として、観光案内窓口を整備・運営する事業者への支援を実施する。
東京都は、区市町村や民間事業者等と連携し、国内外の旅行者に対し、地域の観光情報を提供する東京観光案内窓口を設置している。今回は、窓口を整備・運営する事業者の令和2年度第2回目の募集が開始されることとなった。
募集する事業者は、「都内の区市町村並びに観光協会等観光関連団体及び一般社団法人、公益社団法人、一般財団法人、公益財団法人、特定非営利活動法人、商店街、商店街連合会、商工会、商店街連合会、商工会、商工会議所並びに民間事業者で、申込みをする事業所が原則都内にある者」「外国人旅行者の受け入れに積極的である者又は今後受け入れる意思がある者」となる。
支援する内容は、窓口を整備・運営する者として指定した事業者に対して、「内型観光デジタルサイネージの貸与」「都が加入したモニター付きコールセンターサービスの提供」「トラベルガイドの提供」「窓口等広報用ホームページによるPR」となる。
「内型観光デジタルサイネージの貸与」は、 旅行者が都内の観光情報を多言語にて入手できるデジタルサイネージ(端末、コンテンツ)を、観光案内窓口に貸与するものとなる。対応言語は、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語となる。主なコンテンツは、観光スポット検索・イベント検索・食事スポット検索・乗り換え案内・宿泊施設検索・お役立ちリンクとなる。
「都が加入したモニター付きコールセンターサービスの提供」は、 モニターによる対面コールセンターサービスに都が一括加入しサービスを提供するものとなる。対応言語は、日本語・英語・中国語・韓国語が24時間365日対応となり、スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・タイ語・ベトナム語は平日9時から18 時となる。
「トラベルガイドの提供」は、9言語10種類の東京の観光公式ガイド、トラベルガイドを提供するものとなる。対応言語は、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・タイ語となる。
「窓口等広報用ホームページによるPR」は、Tokyo Tourist Information のホームページで窓口を紹介するものとなる。対応言語は、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語となる。