コロナ・東シナ海・南シナ海情勢等で意見交換、日パプアニューギニア防衛相電話会談

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画像提供:防衛省
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河野防衛大臣とソロマ・パプアニューギニア独立国国防大臣は、日パプアニューギニア防衛相電話会談を6月16日に実施した。

電話会談で両大臣は、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ、防衛当局の役割などについて意見交換を実施した。河野大臣からは自衛隊のダイヤモンド・プリンセス号における活動などの説明を行い、ソロマ大臣からはパプアニューギニアにおける最新の状況・取組について説明が行われた。両大臣は、新型コロナウイルスの感染が拡大する現状を踏まえて、『一刻も早い新型コロナウイルス感染症の終息に向け、防衛当局として感染症対策を行う中で得られた情報・教訓・知見を共有していくこと』『防衛当局の役割等の観点から、現状を踏まえた脅威認識や感染症の拡大が各国の防衛政策に与え得る影響に関する認識を共有していくことの必要性』『防衛当局間のコミュニケーションを継続するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向け、防衛協力・交流を引き続き強力に推進していくこと』について一致した。

また両大臣は、最近も東シナ海・南シナ海において生じている事象を踏まえ、東シナ海・南シナ海情勢を含む地域情勢について意見交換を実施し、引き続き緊密に連携していくことで一致した。その中で河野大臣は、力を背景とした一方的な現状変更の試み、また緊張を高めるいかなる行為にも強く反対し、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序が重要であるという考えを共有した。

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