北海道はアイヌ文化をASEAN等に発信、伝承者を現地派遣

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北海道の経済部経済企画局国際経済室は、民族共生象徴空間(ウポポイ)の開設を契機としてアイヌ文化などを海外に発信させる事業を実施することに伴い、この事業を実施する事業者の募集を開始した。

今回の業務は「アイヌ文化と連携した海外との経済交流推進事業(ASEAN)委託業務」として実施される。業務の目的は、『民族共生象徴空間(ウポポイ)の開設を契機として、アイヌ文化と北海道の食と観光の魅力発信を連携させ、北海道とASEAN地域との経済交流の拡大を図る』ものとなる。

ベトナムでは、アイヌ文化の魅力を発信しながら、北海道ブランドの付加価値をさらに高めるため、ジャパン・ベトナムフェスティバルなどの現地イベントやホーチミン女性文化会館等の施設を活用し、食・観光・アイヌ文化を含む北海道の多様な魅力を発信するセミナーやワークショップを4回以上実施する必要がある。また、セミナーやワークショップの実施に当たっては、アイヌ文化の伝承者の方を講師として派遣し、アイヌ文化の魅力を伝える企画を実施する必要がある。

タイやシンガポールでは、アイヌ文化の魅力を発信しながら、道内への誘客促進と道産品の販路拡大につなげるため、インフルエンサーなどを北海道内に招へいして、食・観光・ウポポイでのアイヌ文化体験を含む北海道の多様な魅力を体験させ、SNSなどによる情報発信を10回以上行う必要がある。

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